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王位戦第3局で副立会人を務める船江恒平六段=20日、神戸・有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」(撮影・長嶺麻子)
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王位戦第3局で副立会人を務める船江恒平六段=20日、神戸・有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」(撮影・長嶺麻子)

 神戸市で20日に始まった「お~いお茶杯第63期王位戦」(神戸新聞社主催、伊藤園特別協賛)7番勝負第3局の副立会人は、船江恒平六段(35)=兵庫県加古川市=が務めている。タイトル戦の副立会人は初めてだが、対局室の明るさや温度などについて行き届いた配慮を見せている。

 井上慶太九段(58)=同市=が師範を務める加古川市内の道場で腕を磨き、2010年にプロ入りした。翌年、若手棋戦「第1期加古川青流戦」(神戸新聞社共催)で優勝した実績もある。

 進学校として知られる加古川東高校の卒業生で、昨年は公認会計士試験にも合格した。「将棋の勉強も受験勉強も、知れば知るほど楽しくなり、知識欲を満たされるところが似ています」。公認会計士の資格を得るには実務経験が必要なため、現在、棋士との二足のわらじを履いている。

 研究勝負だった第1局、第2局と違い、第3局は力勝負に。「21日の2日目も、終盤のねじり合いが楽しめる展開になりそうですね」(井原尚基)

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