シクラメン200点が美の競演 姫路・手柄山温室植物園
2020/12/07 05:30
約50種、200点が並ぶ「シクラメン展」=市立手柄山温室植物園
冬の花として家庭で親しまれるシクラメンの展示会が、兵庫県姫路市手柄の市立手柄山温室植物園で開かれている。白、赤、ピンクなど色とりどりの花で作られたツリーも飾られ、クリスマスシーズンの訪れを感じさせる。(安藤真子)
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1981年から開催され、シクラメンのみの展示は17回目。今年は園芸種などを中心に50種以上、約200点が並ぶ。
白いフリルのような花をまとう「ホワイトフリル」や、紅色の八重咲きが上品な「チモ・ダークレッド」などの園芸種のほか、家庭での栽培が難しいとされる原種10種も展示している。
姫路市の主婦(58)と友人らは「たくさんの種類のシクラメンを一度に見ることができ、楽しくて飽きない」と見入っていた。
24日まで。午前9時~午後5時(入園は午後4時半まで)。金曜休園。大人210円、6歳~中学生100円。13日午前11時には展示説明会があり、特徴や育て方を紹介する。19、24日午前11時からクリスマス曲のベル演奏を予定している。同園TEL079・296・4300