姫路城の御城印に新デザイン 江戸初期の城主、本多家の家紋「立葵」
2021/02/25 05:30
姫路城主・本多家の家紋をあしらった新デザインの御城印
姫路観光コンベンションビューローが販売する姫路城(兵庫県姫路市本町)の「御城印」にこのほど、新デザインが登場した。今回は、江戸初期に城主を務めた本多家の家紋「立葵(たちあおい)」を採用。7月31日まで、入城口横の売店で入城者のみを対象に販売している。
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同ビューローは昨年2月、姫路藩主酒井家の家紋をあしらった御城印を販売し、御城印帳を作成した。
今回は徳川政権と縁が深かった本多家に着目。本多家が城主だった時期の瓦に刻印されていた立葵を描き、家康の孫で本多家に嫁いだ千姫にちなみ、「葵(あおい)の御紋」も添えた。
文字は書写山円教寺の大樹孝啓住職が揮毫(きごう)。1枚300円で、1人3枚まで購入できる。
これまでふるさと納税の返礼品でしか扱っていなかった御城印帳も、通常版(3500円)と姫革細工版(1万6千円)を一般販売している。同ビューローTEL079・287・3655
(井沢泰斗)