市民が撮影 播磨の生き物紹介 姫路科学館

2021/03/30 05:30

播磨地域の動植物の写真が並ぶ会場=姫路科学館

 身近な動植物について理解を深めてもらおうと、播磨地域の生き物を市民が撮影した写真などで紹介する企画展「生物多様性写真展 ひめじのいきもの」が、姫路科学館(兵庫県姫路市青山)で開かれている。ウェブサイト上で受け付けた昆虫や草花などの写真184点が並ぶ。 関連ニュース 新型コロナ 姫路で新たに10人感染 飲食店の時短要請を4月21日まで延長し対象を18市町に拡大 兵庫県 新型コロナワクチン、応募が募集人数の8倍超の市も 高齢者向け接種券の発送本格化

 スマートフォンのカメラ機能の進化により、誰でも手軽に鮮明な写真を撮影できるようになったことから、野生生物の生態記録も兼ねて企画。今年で4回目の開催となる。
 会場には、自宅の玄関先に巣を作ったツバメや、同市夢前町莇野に咲き、地名の由来にもなったアザミの花など、市民が切り取った動植物の表情が並ぶ。同館職員が撮影した写真も、大型パネルにして展示している。
 近くに住む男性(74)は「なじみのある生き物の写真も多くて『こんなん見たことあるな』と思いながら楽しんだ」とほほ笑んだ。
 4月5日まで、午前9時半~午後5時。火曜休館。姫路科学館TEL079・267・3001
(森下陽介)

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