「魚雷のよう」姫路の民家前で不発弾を発見か

2021/08/22 21:00

民家前から見つかった不発弾らしき物体=姫路市

 22日午後、兵庫県姫路市石倉の男性(72)が「自宅前で不発弾らしきものが見つかった」と110番した。姫路署などが爆発の危険性の有無を含め、調べている。 関連ニュース 米軍、爆発物処理の島を公開 山口・岩国沖、遠隔操作ロボも 不発弾で失明、右手指2本に 奪われた6歳の光と夢 大戦時の不発弾処理で2人死亡 激戦地の南太平洋ソロモン首都

 全長50センチほどで、全体がさび付いている。現場は山の麓のなだらかな斜面で、男性が家庭菜園を整備するために小型のパワーショベルで地面を掘り返していて、見つけた。
 最初は土管の切れ端と考え、5メートルほど移動させた。付着した土を落としていくうちに形がはっきりとしていったという。「魚雷のように見える」と近くの友人に相談し、勧めに従って通報した。
 10年ほど前から先端部分約15センチが地面から露出していたという。男性は「これまでも周囲の土を掘り起こしたり、足で踏んだりしていた。思いも寄らないものが出てきて、驚いた」と困惑した様子だった。

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