みずみずしい果実堪能 姫路・夢前の農園でイチゴ狩り

2022/01/19 05:30

鮮やかな色味と甘い香りを楽しむ来園者=姫路市夢前町宮置

 兵庫県姫路市夢前町のイチゴ農園「ゆめさき苺(いちご)ハウス」で、イチゴ狩りのシーズンが幕を開けた。ミツバチが舞う農業用ハウス内は気温25度で、外の冷え込みとは別世界。甘い香りが満ちあふれ、訪れた家族連れらはみずみずしい味わいを堪能している。 関連ニュース 一足早く真っ赤なイチゴ 篠田いちご園、シーズン到来前に小学生招く 新型コロナ 姫路で241人感染 過去2番目の多さ 新型コロナ 兵庫で新たに2514人感染 クラスター3件発生

 姫路・西播各地の観光農園では主に2月に最盛期を迎える。33アールで約1万6千株を栽培するゆめさき苺ハウスでは、1月上旬から「紅ほっぺ」や「よつぼし」など、大きさや味の特徴が異なる4品種の摘み取りが可能になった。
 今シーズンは夏場の低温などが影響したのか生育が遅れ、新型コロナウイルスの感染対策で利用人数を制限するなど逆境も多いが「一つ一つの風味は順調」と担当者は胸を張る。
 小学生のめい2人と初めて訪れた同県高砂市の主婦(59)は「期待以上のおいしさにびっくり。味の違いもはっきり分かって楽しめました」と笑顔で話していた。
 食べ放題の時間は30分で、料金は一般2600円。月曜定休。予約は「じゃらん」のサイトで受け付けている。
(大山伸一郎)

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