ウクライナ情勢の収束願う光 アクリエひめじ、青と黄色にライトアップ
2022/03/04 17:40
ウクライナの平和を願い、青と黄の光に照らされたアクリエひめじ=姫路市神屋町
緊迫するウクライナ情勢の収束を願い、兵庫県姫路市は2日から姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」(同市神屋町)のライトアップを開始した。ホール上部の白い壁を、同国国旗の青と黄色の2色で照らし、平和へのメッセージを届けている。
関連ニュース
「何度でも言う…」ウクライナ商社マンの言葉に今も感謝 恩を感じている貿易従事者の投稿が話題
「子どもに戦争見せたくない」日本で暮らしたウクライナ人女性、徒歩でポーランドへ「あしたも見通せない。どうか、力を」
故郷失う苦難もう二度と 来日15年のウクライナ民族楽器奏者 生後すぐチェルノブイリ経験
昨年5月には駐日ウクライナ大使が同市を訪問。姫路城と、首都キエフの聖ソフィア大聖堂などに代表される同国の世界遺産を中心に交流を深めようと確認した。大使館職員の協力で作成したウクライナ語版姫路城案内パンフレットは、昨年8月から活用されている。
青色は晴れ渡る空を、黄色は小麦に代表される豊かな大地を表すという、鮮やかなウクライナ国旗。ライトアップは日没から午後10時まで。当分の間続く(6~8日は国際女性デーのため黄色のみ)が、その明かりが不要になる日を誰もが待っている。(大山伸一郎)