姫路西高と東高が「東西体育大会」 両校応援団が伝統のエール交換も
2022/06/11 05:30
両校の生徒を鼓舞する姫路西高の栗培峰応援団長=ウインク陸上競技場
姫路西高と姫路東高の両校による「東西体育大会」が9、10日に兵庫県姫路市中地のウインク陸上競技場などで開かれた。両校の運動部が競ったほか、応援団による伝統のエール交換もあった。男女計19競技中13競技を制した姫路西高が勝った。
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前身が男子校と女子校に分かれていた両校は1948年、生徒や職員を二分してともに男女共学として開校した。大会はスポーツを通じた両校の交流を目的に65年に始まり、運動部の3年生にとっては引退試合にもなっている。感染症対策でフォークダンスは中止した。
10日に同競技場であった開会式では、姫路東高の多田慶樹応援団長兼生徒会長(17)が「東高の底力を見せつけましょう」と激励。姫路西高の山本隼士生徒会長(16)は「西高の真骨頂を発揮しましょう」と呼び掛け、健闘を誓い合った。
続いて伝統のエール交換があり、はかま姿の応援団が太鼓に合わせて長年受け継がれている演舞を披露し「フレー、フレー、東!」「フレー、フレー、西高!」と鼓舞した。陸上競技や野球、バスケットボールなど各会場では応援団の掛け声が響き、選手たちが競技を通じて交流を深めた。(井上 駿)