「こなきじい」の隣で同じ格好でエーン!妖怪フォトコン最優秀、副賞は「河童洗い」?福崎
2022/11/01 05:30
かっぱのガジロウをたわしで磨く青木大雅君=福崎町西田原
兵庫県福崎町が今夏募集した妖怪ベンチのフォトコンテストで、最優秀賞に輝いた同県加西市の小学2年、青木大雅君(8)が、賞品の「河童洗い」に挑戦した。辻川山公園の池から飛び出すかっぱのガジロウをたわしで磨き、観光客から拍手と歓声を受けた。(吉本晃司)
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コンテストは福崎町が夏休みの観光客誘致策として開催。町内にある19の妖怪ベンチと一緒に写真を撮り、ツイッターやインスタグラムなどの交流サイト(SNS)に投稿してもらった。青木君は「子啼爺(こなきじい)」と同じ衣装で隣に座り、落としたコーンアイスもボールと工事現場用のコーン標識で再現。304点の中から最優秀賞に選ばれた。
河童洗いでは、ゴムボートに乗った青木君が、同町職員の指導を受けながらたわしでガジロウの腕や顔、頭の皿を磨いた。付着していた藻などが取れ、ガジロウの赤い顔や白い皿が鮮やかによみがえった。
青木君は「(ガジロウは)思ったより大きかった。めちゃくちゃぬるぬるしてたけど、楽しかった」と話していた。