奮闘する加西病院職員に「敬意と感謝」 サポーターの会が食品など寄贈

2020/12/29 05:30

生田肇院長にメッセージを手渡す熊谷佳代副会長=加西病院

 兵庫県加西市民らでつくる「加西病院サポーターの会」(吉田廣会長)は28日、同病院(加西市北条町横尾1)に、職員全員に行き渡るよう約400人分のカップラーメンやジュースを寄贈した。新型コロナウイルス感染症の中で奮闘する職員に、感謝などのメッセージを記した色紙も贈った。 関連ニュース 歴史振興に貢献、小野の男性が文化庁「地域文化功労者」に 「ぼうさい甲子園」特別賞 明石南高の生徒有志グループ 薬草の「茅の輪」で健康祈願 丹波・山南で厄神祭

 同会が毎年続けており、今年は色紙を加えた。色紙は会員たちが、同病院で手術や治療を受けた住民らから集めた20枚。「人間ドックで早期がんを発見してもらった」「感染症リスクが高い中、ご用心ください」など感謝や激励が書かれている。
 この日は、会員6人が代表して病院を訪問。熊谷佳代副会長が、生田肇院長にメッセージ文を手渡し、「昼夜ご奮闘いただいている職員の皆さまに心からの敬意と感謝を申し上げます。新しい年にはコロナが収束し、再び安らかな暮らしができることを願っています」などと読み上げた。
 生田院長は「スタッフ全員に気を使っていただき、うれしい」とお礼を述べた。(小日向務)

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