播州織工房館が新装オープン 売り場拡張、レイアウト一新

2021/02/04 05:30

商品レイアウトを変え、新装オープンした店内=播州織工房館

 播州織関連企業の商品をそろえる播州織工房館(兵庫県西脇市西脇)が今月、新装オープンした。倉庫スペースを売り場として拡張し、商品のレイアウトを一新。新たにいすも配置した。(長嶺麻子) 関連ニュース 感染者専用病棟に勤務の看護師が感染 明石市立市民病院 県内初、コロナ差別防止へ条例制定へ 加東市 クラスターの病院で新たに陽性 東播地域で3人感染 新型コロナ

 生地をはじめ、色使いや触り心地のよいストール、シャツなど西脇や同県加東市、同県多可町の53事業者が商品を並べる同工房。本年度は1カ月休業したにもかかわらず、マスク需要の高まりなども追い風に、過去最高の売上高になったという。
 新型コロナウイルス禍によるアパレル不況で、播州織も苦境が続くが、今月は、各ブランドから新作のマスクや春物の衣類などの入荷が予定されている。横江真琴館長は「商品の購入だけでなく、播州織の技術や歴史を体感でき、くつろげる場所にしたい」と話す。
 午前10時~午後5時。月曜休み。21日までは、播州織で作った服やかばん、小物などを紹介する「ファン作品展」も開催中。播州織工房館TEL0795・22・3775

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