駅舎彩るイルミネーション、サンタ列車運行に合わせ開催 北条鉄道

2021/12/01 20:10

ツリーやトナカイなどが夜空を照らすイルミネーション=加西市東横田町

 発光ダイオード(LED)によるサンタクロースやトナカイなどで駅舎を装飾する「北条鉄道イルミネーション」が兵庫県加西市内の駅3カ所で開かれている。イベントに合わせ、住民グループが同市東横田町の踏切近くで飾り付けの準備を続けており、各所でクリスマスムードを盛り上げている。 関連ニュース 【動画】世相サンタ、大谷選手のMVP祝福 SDGs、GAFAなど単語も 神戸 冬の恒例「サンタ列車」2年ぶり運行へ 加西の北条鉄道 「EXILE」ライブ 演出の原点は神戸ルミナリエ

 同鉄道がサンタ列車の運行に合わせて開催。昨年は新型コロナウイルスの影響で規模を縮小したが、今年は沿線住民や企業によるイルミネーション応援隊、同鉄道によって長、田原、網引の3駅が飾り付けられている。
 長駅では、楽器を弾いたり、木に登ったりするサンタ、トナカイなどで駅舎を彩った。田原駅では星やサンタなどが飾られ、網引駅では地元のシンボルのイチョウなどを再現、ツリーを形作るペットボトルに願いを書いた紙を入れる企画も用意している。開催期間は来年1月8日まで。
 また、東横田町では、建設業者有志らでつくる「甲グループ」の約30人が数多くのトナカイやツリー、ハートマーク、花火などを装飾した。まとめ役の吉田清一さん(82)は「みんなが忙しい中、交代で準備してきた。見にきてほしい」と話す。4日午後6時から点灯式を開き、花火も打ち上げる。1月15日まで。
 一方、サンタ列車は12月4~19日の週末と24日に運行。予約も受け付け中で、12日までの午後0時39分の列車に空きがあるという。同鉄道TEL0790・42・0036
(小日向務)

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