気球と花火、光の共演 鶉野飛行場跡でバルーンクリスマス 加西
2021/12/19 05:30
バーナーに照らされた気球と花火が幻想的な光景を繰り広げた=鶉野飛行場跡
気球を楽しみながら聖夜を祝う「ハッピーバルーンクリスマス」が18日、兵庫県加西市鶉野町の鶉野飛行場跡で始まった。搭乗したサンタクロースがお菓子を配布する「サンタフライト」が中止となるなど強風の影響もあったが、観光客は気球の内部に入ったり、ご当地グルメを味わったりしたほか、夜にはバーナーで照らされた気球と花火の共演を楽しんだ。(小日向務)
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朝方、強風に加え、地面にうっすらと雪が積もる状況で、サンタフライトのほか、係留飛行も予約した半数の約200人が搭乗した段階で中止となった。
ただ、気球の体験ブースでは子ども連れらが気球を膨らませる様子を見学したり、膨らんだ気球の内部に入ったりしたほか、来場者は飲食品の販売やストリートピアノの演奏などを楽しんだ。
気球の搭乗や体験ブースを楽しんだ神戸市の小学5年生の男児(11)は「気球の中に入ったら、奥まで風が来ていて驚いた。搭乗では、たまに揺れて怖かったが、空から動画を撮影してめちゃ楽しかった」と笑顔だった。
午後5時からは、セントバルーンナイトを開催。音楽演奏に合わせてバーナーが吹かされ、炎が気球を照らした。さらに花火も打ち上げられ、幻想的な光景に観客らが見入っていた。同行事は19日も開催され、サンタフライトや搭乗体験(予約の受け付けは終了)、気球体験などが予定されている。