煙突からサンタ、床穴から雪だるま! クリスマス版トリックアート登場 加東

2021/12/21 05:30

巨大なサンタが扉を開けて「プレゼントをどうぞ」=加東アート館

 AR(拡張現実)を使った3Dアートなどが楽しめる加東アート館(兵庫県加東市下滝野)でクリスマスをテーマにした企画展が開かれている。愛嬌(あいきょう)たっぷりのさまざまなサンタクロースが登場し、来場者を喜ばせている。 関連ニュース 雪が積もってにぎやか 雪だるまが鏡餅に変身! 年中楽しめる半磁器のLEDライト、アイデアに驚き 人工雪が舞う中で、クリスマス気分楽しもう マルシェやランタンフェスも 25日までアクリエひめじ

 同館では目の錯覚を利用したアート作品が並ぶ。最新AR技術を取り入れた展示物もあり、スマホをかざせば、恐竜の絵から炎が噴き出るなど、臨場感たっぷりの映像が画面上に再生される。
 クリスマス関連は10点。プレゼントを持って煙突から出て来るサンタや、床穴から笑顔を見せる雪だるまも。来館者らはスマホを手にポーズをとりながら、聖夜に彩られた世界に引き込まれている。
 「クリスマス関連のトリックアート作品では国内最大級の多さ。サンタさんから温かい気持ちを感じてもらえれば」と同館。企画展は26日まで。入場料は大人(中学生以上)440円、子ども220円。未就学児は無料。午前10時~午後5時。水曜休み。TEL0795・48・4915
(中西大二)

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