AR(拡張現実)を使った3Dアートなどが楽しめる加東アート館(兵庫県加東市下滝野)でクリスマスをテーマにした企画展が開かれている。愛嬌(あいきょう)たっぷりのさまざまなサンタクロースが登場し、来場者を喜ばせている。
同館では目の錯覚を利用したアート作品が並ぶ。最新AR技術を取り入れた展示物もあり、スマホをかざせば、恐竜の絵から炎が噴き出るなど、臨場感たっぷりの映像が画面上に再生される。
クリスマス関連は10点。プレゼントを持って煙突から出て来るサンタや、床穴から笑顔を見せる雪だるまも。来館者らはスマホを手にポーズをとりながら、聖夜に彩られた世界に引き込まれている。
「クリスマス関連のトリックアート作品では国内最大級の多さ。サンタさんから温かい気持ちを感じてもらえれば」と同館。企画展は26日まで。入場料は大人(中学生以上)440円、子ども220円。未就学児は無料。午前10時~午後5時。水曜休み。TEL0795・48・4915
(中西大二)









