「飲酒運転にNO」 タレント斉藤さんが列車で交通安全PR 加西・北条鉄道

2022/04/06 05:30

一日署長として交通安全を呼び掛ける斉藤雪乃さん(左から3人目)=北条鉄道北条町駅(加西交通安全協会提供)

 春の全国交通安全運動(6~15日)を前に、兵庫県警加西署は4日、北条鉄道北条町駅(加西市北条町北条)で啓発活動を行った。鉄道ファンで知られるタレントの斉藤雪乃さんが一日署長に就任し、乗客らに交通ルール順守を呼び掛けた。 関連ニュース 家なし、道なし、行く先は雑木林…神戸電鉄に謎の踏切、何のため設置? 信号待ちの車に当然だけど「ありがとう!」 登校中に児童が一礼 ドライバーほっこり 認知症患者の事故、家族の保険加入肩代わり 高砂市、最大3億円まで支給

 列車には、地元高校生が「歩行者優先」の文字などをデザインしたヘッドマークを掲示。斉藤さんは列車に乗り込み、乗客らに「飲酒運転撲滅」などを啓発するチラシを配った。
 北条町駅の観光案内所でも集まった鉄道ファンらにティッシュなどを手渡し「余裕を持って安全運転を」と呼び掛けた。交通安全をPRするヘッドマークは15日まで列車に付けられる。
 加西署は「信号のない横断歩道を渡るときは、手を上げてドライバーに合図してほしい。車も横断歩道手前のダイヤマークを目印に、減速してほしい」と注意を促している。(敏蔭潤子)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ