ウツボカズラの捕虫袋でっかく成長 世界記録なるか、20日にギネス審査 県立フラワーセンター
2022/08/18 05:30
ギネス世界記録に挑戦するウツボカズラと栽培担当の土居寛文さん=県立フラワーセンター
兵庫県立フラワーセンター(加西市豊倉町)で食虫植物ウツボカズラの一種「ネペンテス・トランカータ」の捕虫袋が高さ約56センチに成長し、ギネス世界記録に挑戦する。20日、公式認定員が審査し、記録が更新されれば認定証授与式が行われる。同センターは「歴史の目撃者になってみませんか」と来園を呼びかけている。(敏蔭潤子)
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現在の世界記録は英国の植物園が栽培した43センチ。56センチまで成長した株は、約35年前から同センターで栽培。鉢で育てていたが岩場に移植後、根を伸ばし7~8年前から高さ約50センチの袋を付けるようになった。56センチの袋は昨年11月に膨らみ始め、今年4月に50センチほどに成長し、ふたが開いた。
20日は午前11時から食虫植物室で測量士が高さを測り、フラワーホールで認定書が授与される予定。午後1時から栽培者の土居寛文さんが講演する(先着50人、要予約)。講演は同センターのホームページでライブ配信される。
入園料500円(70歳以上半額、高校生以下無料)同センターTEL0790・47・1182