神戸・王子動物園にジャガーの雌 南アフリカからやってきたネリア

2020/12/17 05:30

王子動物園にやってきた雌のジャガー「ネリア」(同園提供)

 神戸市立王子動物園(同市灘区王子町3)に、雌のジャガー「ネリア」(2歳)が南アフリカからやってきた。新しい環境に慣れるため、現在は当日の判断により、午前中のみの公開としている。 関連ニュース パンダ「タンタン」お正月も神戸で 帰国は越年確定 王子動物園 「砂漠の天使」スナネコの赤ちゃん誕生 ふわふわ丸顔「世界最古のネコ」 神戸でお目見え、早速人気に

 ジャガーはネコ科の動物ではトラ、ライオンに次ぐ大型獣。国際自然保護連合のレッドリストで「準絶滅危惧種」に指定され、各国が協力して種の保存を図ることになっている。
 ネリアは2018年8月に誕生。今年11月12日に同園に到着し、円形猛獣舎で飼育されている。今後は、雄のアトス(10歳)との繁殖が期待されている。
 同園のジャガーは、16年7月に雌のローラ(当時6歳)が死んだ後は、アトス1頭のみだった。(初鹿野俊)

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