電子書籍貸し出し本格実施 神戸市立図書館、2500冊

2021/01/06 05:30

神戸市立中央図書館=神戸市中央区楠町7

 神戸市立図書館は5日、「神戸市電子図書館」のサービスを本格的に始めた。約2500冊からスタートし、3月末までに約千冊を追加する予定。 関連ニュース 新型コロナ 宝塚市立中央図書館の司書が陽性 知る喜びを図書館から 「貸出密度」が県内1位 三木市 読書感想画など40点 明石市で「『本』感動大賞」代表作展

 内訳は、小説・エッセー約400冊▽料理・健康関連など実用書約千冊▽絵本・児童書約600冊▽青空文庫(著作権切れ書籍)約500冊。約1500冊は「読書バリアフリー法」を踏まえ、文字の拡大や色の反転、日本語読み上げ機能がある。視覚障害者の利用支援サイトも設けている。
 神戸市電子図書館のサイトで図書館カードのIDとパスワードを入力すれば、パソコンやスマートフォンなどで24時間利用できる。貸し出しは2冊まで。利用期間の2週間を過ぎると自動返却される。予約は1冊のみ可能で、取り置き期間は7日間。
 サービスは、図書館流通センター(東京)が提供。別の事業者により試行実施していた「KOBE電子図書館」は昨年末で終了した。(長谷部崇)

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