神戸市長選 立候補説明会に6陣営出席 告示まで1カ月切り緊張感
2021/09/17 05:30
市長選を前に立候補予定者の陣営らが出席した説明会=神戸市役所
神戸市長選(10月10日告示、同24日投開票)の立候補予定者説明会が16日、市役所で開かれ、計6陣営が訪れた。すでに立候補を表明している5陣営のうち1陣営が都合のため欠席し、今後表明予定の1陣営と候補擁立を検討する1陣営が出席。告示まで1カ月を切る中、各陣営とも選挙戦に向けて表情を引き締め、説明に聞き入っていた。(長谷部崇)
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これまでに立候補を表明したのは、現職で3選を目指す久元喜造氏(67)=自民、立民、公明、国民推薦▽兵庫労連事務局次長の岡崎史典氏(52)=共産推薦▽空手道場代表の酒谷敏生氏(50)▽元加西市長の中川暢三氏(65)▽音楽塾経営の服部修氏(47)-の5人。服部氏の陣営は都合のため説明会を欠席した。
このほか、弁護士の鴇田(ときた)香織氏(53)=同市垂水区=が支援者とともに参加した。近く立候補表明するという。独自候補擁立を目指す、日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」の関係者も姿を見せた。
説明会では、市選挙管理委員会の向井道尋委員長が「今回の市長選から初めて記号式投票が採用される。衆院選の日程次第で、期日変更の可能性もある」とした上で、「手続きや届け出を厳格に守り、明るくきれいな選挙を」と呼び掛けた。
その後、市選管事務局や県警、郵便局の担当者が、立候補の手続きや選挙運動の注意点を説明した。立候補届け出書類の予備審査は29、30日、市役所である。