ドラマー・村上ポンタの追悼展 神戸のライブハウスで開催
2021/10/30 05:30
青森での「ポンタミュージアム」の展示風景
3月に70歳で亡くなった日本を代表するドラマー・村上“ポンタ”秀一さん(兵庫県西宮市出身)の追悼企画展「ポンタミュージアム」が11月4、5日、神戸市中央区中山手通3のライブハウス「STUDIO KIKI」である。
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ポンタさんは西宮市立今津中、市立西宮高の吹奏楽部で活躍後、フォークグループ「赤い鳥」でプロデビュー。坂本龍一さんや矢沢永吉さんら名だたるミュージシャンと共演し、自身のトリオ「PONTA BOX」などでも幅広い人気を得た。ジャズから歌謡曲まで携わったレコーディングは、1万4千曲を超える。
一方で「流しのドラム」と称し、小さな会場を回り演奏。その突然の訃報に元アシスタントのドラマー・家坂清太郎さんらが「ファンと思い出を語り合える場を」と追悼展を企画した。
会場は、残されたスケジュール帳から全国12カ所を選定。「出身地の兵庫県は外せない」と神戸での開催を決めた。愛用のドラムセットや譜面、衣装などを展示するほか、楽曲や映像を流す予定だ。
親分肌で多くの人に慕われたポンタさん。「地元の人たちにも昔のエピソードを聞かせてもらえれば」と家坂さんは話す。
午後4~8時。前売り一般3500円、大学生・70歳以上2500円(当日各300円増)。高校生以下・障害者無料。企画展公式サイトで購入可。KIKITEL078・332・5160
(田中真治)