雑煮や汁粉に相性抜群 コープこうべ、正月用の餅480万個製造へ

2021/12/27 05:30

1週間で約480万個の餅が作られる工場=神戸市東灘区向洋町西2、コープこうべ六甲アイランド食品工場

 正月用の餅作りが、生活協同組合コープこうべの六甲アイランド食品工場(神戸市東灘区向洋町西2)で始まった。26日には職員ら約200人が作業に当たった。25日から31日までの1週間で、480万個(約240トン)を製造する。 関連ニュース 甲南医療センター過労自殺 遺族が会見「医師を守れない病院に患者を守れるのか」 「数学・理科甲子園ジュニア」須磨学園中が優勝 準優勝は明石市立大久保中 神戸市消費者物価指数、7月は3.3%上昇 生鮮食品を除く、食関連の幅広い値上がり続く

 広さ約2千平方メートルの工場では、職員が餅の粉で真っ白になりながら作業を進めた。純国産の新米を蒸し器や練り機などで餅にし、直径約6センチ、高さ約2センチの丸形に整えた。その後、布で覆われた木製の台上で扇風機の風に当てて冷やした後、袋詰めにしていった。
 コープこうべの餅は、よく伸びるのが特徴だという。岸戸伸一工場長(58)は「雑煮でも、汁粉でも何にでも合います」と話した。
 500グラム入り537円など。コープこうべの全149店舗で販売する。問い合わせはくらしの情報センターTEL0120・44・3100
(斎藤 誉)

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