コロナワクチン３回目、接種券なしでも実施　２回目から６カ月以上対象　神戸市

　新型コロナウイルスワクチンの３回目接種について、神戸市は２日、大規模接種会場のノエビアスタジアム神戸（同市兵庫区）で、接種券なしでの接種を受け付けると発表した。２回目の接種完了から６カ月以上過ぎた市民（市内に住民票がある人）を対象とする。予約は３日から受け付ける。 関連ニュース 神戸で１６６９人新たに感染、金曜では最多　新型コロナ キット不足で「検査難民」増　受験控え「早く受けたい」、職場で証明必要なのに…薬局「断るしかない」 新型コロナ　２月の死者２９人、４日で１月分超す　兵庫県、新規感染は前日比９０２人減もピークアウト否定

　市内でオミクロン株の感染拡大に歯止めがかかっておらず、より多くの人に一日でも早く３回目接種を受けてもらうのが目的。３月以降は２回目接種後半年を経過した人に接種券を届ける体制が整うため、期間は２月５～２８日までとする。
　１回目にワクチンを打った際の接種券番号が分かる人は、新設する専用サイトで申し込む。接種券番号が不明か、ウェブ予約が難しい人は、専用ダイヤル（ＴＥＬ０７８・７７１・９４００）で予約できる。受付時間は平日午前８時半～午後８時、土日祝日午前８時半～午後５時半まで。
　接種当日は、２回目の接種日が分かる証明書（電子証明書や接種済み証など）と、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要となる。初回時の接種券番号が分かる書類があれば、よりスムーズに受け付けができるという。（三島大一郎）