6月から4回目のコロナウイルスワクチン 接種券発送、一部はメール 神戸市

2022/05/27 05:30

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を6月1日に始める。60歳以上には3回目から5カ月経過後に接種券を発送。基礎疾患がある60歳未満は接種券発行に申請が必要で、Eメールで接種券を届ける新システムを導入する。 関連ニュース 集団疎開、寂しさ耐えがたく 卒業で「覚悟して」空襲迫る神戸へ 92歳、語り継ぐ戦争体験 初心者も楽しめる「冬の六甲山ハイキング」 参加者募集、県山岳連盟がガイド 1月25日 兵庫県公館の庭にとらわれの老犬? 実は美術作品、足元ぐらつき周囲にロープ 「完治」の日はいつ

 4回目の対象は、3回目から5カ月経過した60歳以上と、18~59歳の基礎疾患があるか医師が重症化リスクが高いと認めた人で、約53万人。ワクチンはファイザー製とモデルナ製。接種場所は医療機関832カ所や16カ所の集団接種会場。
 60歳以上は接種券が届くと病院などで予約でき、インターネットや区役所に配置される「お助け隊」や、市が日時を選ぶ「おまかせ予約」も利用できる。
 18~59歳は「こうべE-mail接種券」のウェブページで申し込むと、登録したメールアドレスに接種券が届く。病院などに接種の予約を入れ、印刷するかスマートフォンなどに表示した接種券と、3回目の接種記録、本人確認書類を示せば受けられる。従来の紙の接種券も申請可能。
 久元喜造市長はメールで届く接種券について「迅速に接種してもらうにはベストな方法」と説明した。(三島大一郎)

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