世界を視野に、英語で学ぶテニス デビス杯の元選手が指導 プロ輩出の神戸学院大、小中生の受講生募集

2022/07/26 05:30

元デ杯選手ソフロニオ・パラハンさん(左端)と英語で話しながらプレーを教わる「神戸学院大学テニスアカデミー」=神戸市内

 テニスの男子国別対抗戦、デビスカップ(デ杯)の元選手と英語で話しながら競技を学ぶ「神戸学院大学テニスアカデミー」が、同大学ポートアイランド第2キャンパス(神戸市中央区港島1)で始まった。小中学・高校生を対象とし、通年で週1、2回指導する。(藤村有希子) 関連ニュース 全国大会経験者ゼロ、兵庫の高校ソフトテニス界に「国際」旋風 松岡修造さん、伊達公子さん…多くのトップ選手がゆかり テニス王国・芦屋の歴史をたどる 上地結衣「私が他の国の選手だったら満足していた」 国枝の「金」思い吐露


 同大学は2006年から期間限定でテニスのジュニア教室を開催。13年の全日本ジュニア選手権男子18歳以下シングルス覇者の越智真(江崎グリコ、明石市出身)や大西賢(姫路市出身)ら、多くのプロ選手を輩出してきた。
 今回は、そのノウハウを生かし、通年のアカデミーを新設した。選手が将来、海外遠征などの際に役立つようにと、語学習得も兼ねる。フィリピンの元デ杯選手ソフロニオ・パラハンさん(55)と英語でやりとりしながらプレーを教わるほか、座学もあり、目標設定や心身の整え方などを英語で学ぶ。
 水曜と土曜の夕方以降に行われる。強化クラスの定員は水曜と土曜で各10人。普及クラスは各20人。会費は、週1回か2回か、どのクラスに所属するかなどによって変わる(月額8千円~1万8千円)。
 アカデミーの責任者で元神院大監督の大西哲夫さん(76)は「かねて通年の練習拠点を求める声が多くあり、応えた。ぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
 希望者は所定の申込書をメール(kagai@j.kobegakuin.ac.jp)で送る。問い合わせは、神院大の課外活動強化推進室TEL078・974・6074(8月11~22日は夏季休業)

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