秋の味「ここ10年で1、2番のでき」 「神戸観光なし園」で収穫ピーク

2022/08/26 20:05

たわわに実ったナシ=26日午後、神戸市西区神出町小束野、神戸観光なし園

 秋の味覚、ナシの収穫が最盛期を迎えた。27日から一般客向けに開園する「神戸観光なし園」(神戸市西区)では、薄い黄緑色の実がたわわに育ち、早くも秋の気配を漂わせている。 関連ニュース 少雨でブドウ甘く「10年に1度の出来栄え」 神戸の岩岡観光ぶどう園で直売スタート もぎたてその場で、水気たっぷり 神戸観光なし園 川西特産イチジク サイズも甘みもたわわ ブランド「朝採りの恵み」収穫始まる

 同園は約1・3ヘクタールの敷地で約650本の木を栽培している。収穫できるのはジューシーな「豊水」が中心で、上品な甘みの「幸水」や「新高」などを直売している。
 同園の藤中義彦さん(47)は「今年は好天に恵まれ、ここ10年で1、2番のでき。糖度が高くて味も良い」と満足げに話した。
 営業は9月中旬までで、午前9時~午後5時。同園は、9月15日以降は電話で営業の有無を確認するよう呼びかけている。入園料は大人1400円、子ども(4歳から小学生まで)千円。園内は食べ放題だが、持ち帰りは別途料金が必要。
 神戸観光なし園TEL078・965・1452
(辰巳直之)

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