秋の味覚、ナシの収穫が最盛期を迎えた。27日から一般客向けに開園する「神戸観光なし園」(神戸市西区)では、薄い黄緑色の実がたわわに育ち、早くも秋の気配を漂わせている。
同園は約1・3ヘクタールの敷地で約650本の木を栽培している。収穫できるのはジューシーな「豊水」が中心で、上品な甘みの「幸水」や「新高」などを直売している。
同園の藤中義彦さん(47)は「今年は好天に恵まれ、ここ10年で1、2番のでき。糖度が高くて味も良い」と満足げに話した。
営業は9月中旬までで、午前9時~午後5時。同園は、9月15日以降は電話で営業の有無を確認するよう呼びかけている。入園料は大人1400円、子ども(4歳から小学生まで)千円。園内は食べ放題だが、持ち帰りは別途料金が必要。
神戸観光なし園TEL078・965・1452
(辰巳直之)