みなとこうべ海上花火大会の代替大会 10月17~21日開催 「小規模でも迫力」音楽に合わせ700発

2022/09/07 19:50

分散型花火イベントの観覧場所となるメリケンパーク=神戸市中央区波止場町

 3年連続で中止になった神戸港の夏の風物詩「みなとこうべ海上花火大会」に代わる分散型花火イベント「みなとHANABI-神戸を彩る5日間」が10月17~21日、開かれる。期間中は毎日午後6時半から10分間、約700発の花火が夜空を照らし、メリケンパーク(神戸市中央区波止場町)でのみ観覧できる。 関連ニュース 「これは泣く!素敵すぎる」3年ぶり花火大会、彩色千輪に感動 「仲間たちと一緒に撮影できたことも感無量」 夏の夜を彩る渦の森花火大会 中高生花火師が打ち上げ 神戸・三宮の夜空に打ち上げ花火!?ビルの間で鑑賞 瞬く間に人気に

 新型コロナウイルスの影響が長引く中、神戸を元気づけようと、神戸市などでつくる同花火大会実行委員会が開く。
 音楽に合わせて花火を打ち上げる演出で、当日使用する楽曲は、邦楽やジャズなどの各ジャンルから投票で決める。9月11日まで同イベントの公式サイトで受け付けている。
 市港湾局振興課の担当者は「打ち上げる位置が観覧場所から近いので、小規模ながらも迫力ある花火が楽しめる」とPRする。
 メリケンパークでは無料で観覧でき、有料エリアや屋台の出店はない。安全のため、温泉宿泊施設「神戸みなと温泉 蓮」がある新港第1突堤や中突堤の一部は立ち入り禁止になる。
 期間中の午後6時~7時半は、周辺で交通規制を実施する。詳細は公式サイトで確認できる。
 イベントの問い合わせは市総合コールセンターTEL078・333・3330、交通規制は専用ダイヤルTEL078・362・7379
(名倉あかり)

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