共生の街彩るランタン８００個　韓国やベトナム、ウクライナ…多国籍の屋台出店　２１、２２日　神戸・長田

　神戸市長田区・新長田駅南の大正筋商店街やふたば学舎などで２１、２２日午後４時半～８時半、「ＫＯＢＥランタン縁日」が開かれる。地元住民らが絵付けした大小のランタン約８００個が街を華やかにともし、各国料理の屋台も並ぶ。 関連ニュース 【動画】大輪の花火、神戸港を彩る　５日間の分散型、毎日７００発打ち上げ ドアでつながる神戸と原宿　画面越しにハイタッチでオンライン交流「Ｄｏｏｒ　ｔｏ　ＫＯＢＥ」 ＪＲ三ノ宮駅南で神戸の商品紹介　スイーツ、日本酒など週替わり　ライブなど催しも　１２月１１日まで

　地元のＮＰＯ法人神戸定住外国人支援センター（ＫＦＣ）などが、同区に多く暮らす外国人やシングルマザーら、さまざまな背景の人が共に楽しめる催しをと、２０１９年から開く。
　ランタンにはふたば学舎を利用する子どもたちや団体、ウクライナからの避難民、ミャンマー難民らが絵や文字を書き込み、多彩な明かりが一帯を彩る。
　屋台では、韓国、ベトナム、ウクライナの料理などを味わえる予定。割り箸鉄砲などの昔遊びや金魚すくいなどのコーナー、マジックショー、チンドン屋などのステージも楽しめる。
　発起人で、ＫＦＣ理事長の金宣吉さん（５９）は「人懐っこくて、バイタリティーがある。そんなこの地域の雰囲気が伝わるイベントにしたい」と話す。ＫＦＣＴＥＬ０７８・６１２・２４０２
（長嶺麻子）