緊急事態宣言が再発令 「いつまで耐えたら」時短要請対応に追われる

2021/01/14 05:30

飲食店が連なる銭屋酒坊。14日から時短営業が要請される=三木市福井1

 緊急事態宣言が13日、再発令されたのを受け、飲食店などは兵庫県内全域で午後8時までの時短営業を要請される。同県三木市内でも、飲食店やカラオケ店が対応に追われた。(大橋凜太郎、篠原拓真) 関連ニュース 全日本卓球女子 木原、平野破り8強 旅先の風景や動物の姿捉えた写真愛好家の力作21点 明石公園で展示 三島由紀夫が徴兵検査受けた公会堂など旧加古川町の歴史を写真で紹介

 「出たもんはどうしようもない。でも、いつまで耐えたらいいんやろ」と市内の居酒屋店主は肩を落とす。要請通り営業時間を短縮するが、最も気掛かりなのは、休業や外出自粛を強いる「自粛警察」の存在だ。
 前回の発令時よりも市内の感染者が増えており「お客さんもシビアになっている」と分析。「親切だった人が変わってしまうのは、見たくない」とこぼした。
 14店舗が連なる飲食店街「銭屋酒坊」(三木市福井1)では、夜間の営業が前提の店舗が休業を決める一方、カラオケ喫茶がモーニングを始めるなど、店によって対応が分かれた。
 鉄板焼きが主力の「気分や」は、新たに昼営業を始め、日替わりの定食も用意。国などから1日6万円の協力金が支給されるが、オーナーの西野輝彦さん(38)は「大事なのは目先のお金ではなく、お客さん。来てくれる人をないがしろにしたら、次はないと思っている」と話した。
 市内のあるカラオケ店も時短営業を決めた。男性店長は「夜は使用料金も昼間の倍で、飲食もよく出る。協力金はあるが、週末の夜の売り上げと比べると短縮は痛い」と打ち明ける。コロナ禍で常連客も減ったといい「この先どうなるのか。見通しが付かない方が心配」と話した。

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