明石や神戸市在住の写真愛好家でつくる「フォト『菊』写真クラブ」の第5回作品展が14日、兵庫県明石市の明石公園パークギャラリーで始まった。県内はもとより全国各地で撮影した壮観な風景など21点を展示している。
同クラブは神戸新聞明石写真連盟副会長の山岡成男さん(81)が指導する。今回は会員6人のほか知り合いの愛好家9人が出品した。
祭りや風景、動物など題材はさまざま。姫路市の工場群の夜景は、無数の照明が光を放ち、近未来を感じさせる。北海道の流氷の上にたたずむワシの姿や、真っ白の朝霜に覆われた植物をモノクロ写真で表現した作品からは自然の生命力があふれる。山岡さんは「見た人の気持ちが少しでも明るくなれば」と話す。
27日まで。無料。午前9時~午後5時(最終日は午後4時)。同ギャラリーTEL078・912・7600
(川崎恵莉子)