「いきいき体操」広めたい 三木市が啓発ポスター制作

2021/05/29 05:30

完成した「みっきぃ☆いきいき体操」の啓発ポスター

 兵庫県三木市オリジナルの介護予防体操「みっきぃ☆いきいき体操」に興味をもってもらおうと、市は新たに啓発ポスターを制作した。同体操に参加した高齢者6人の感想を盛り込み、介護予防の意識を広げる。 関連ニュース 多可町長選 現職・吉田一四氏が立候補表明 明石で新たに2人感染 新型コロナ 17日 通学路で安全を見守るのは…柴犬 つぶらな瞳と穏やかな性格で人気

 同体操は2007年に市が日常生活に必要なトレーニングとして考案した。21年4月現在、市内に113の教室があり、約1900人が体操を楽しんでいる。
 ポスターは三木東高校の美術部の山中優奈さん(16)=2年=がデザイン。温かみを感じるオレンジ色の背景に、6人の高齢者が笑顔で体を動かす姿が描かれている。吹き出しで「病院のリハビリと同じ事をしているのが元気の秘訣(ひけつ)です!」などと参加者の意見を紹介している。
 制作者の山中さんは、体操の冊子を見てイメージを膨らませたといい、「参加したおじいちゃん、おばあちゃんの笑顔や楽しさ、明るさを伝えたい。誘ってもらえたら一緒にやりたい」と笑顔を見せている。
 ポスターは6月1日から市内の医療機関や介護事業所などに掲示される予定。
(長沢伸一)

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