三木署、特殊詐欺に注意呼び掛け 横断歩道は歩行者優先で
2021/10/19 05:30
啓発グッズを配布する三木署員ら=三木市志染町青山3
全国地域安全運動(20日まで)に合わせ、兵庫県警三木署はこのほど、イオン三木青山店前(三木市志染町青山3)で、特殊詐欺防止と横断歩行者の交通事故防止を呼び掛けるキャンペーンを行った。
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同運動は犯罪や事故のない住みやすい地域社会の実現を目指して毎年この時期に行われる。
キャンペーンには三木署員ら8人が参加。ドライバーや買い物客らにオレオレ詐欺や還付金詐欺の手口を紹介するパンフレットを配布した。合わせて事故防止を啓発し、「待ってる人がいるんです、車が止まってくれるのを」と、信号機のない横断歩道での歩行者優先のポイントなどを記したチラシなどのグッズ200セットを手渡した。
同署の清水貴之交通課長(40)は「まちの人が安全に暮らせるよう地域と一緒に取り組む。歩行者の横断中の事故が多いので優先の意識の再確認を」と注意を促していた。(長沢伸一)