決め台詞は「自分用ですか?」 コンビニ店員が実践する防犯 特殊詐欺被害、1年で3件阻止
2022/03/13 05:30
三木署の三木一也署長から感謝状を受け取る森本みゆきさん=三木市平田
高額当選金を装った特殊詐欺被害を防いだとして、セブン-イレブン三木加佐店(兵庫県三木市加佐)の店員森本みゆきさん(48)が三木署から署長感謝状を贈呈された。森本さんが未然に被害を食い止めたのはこの1年で3件目。「疑わしいときは、自分がレジに入っていなくてもお客さんの言葉に聞き耳を立てている」と、高い防犯意識で店頭に立っている。
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同署などによると、1月25日午前、市外の男性(72)が来店。携帯電話の画面を見せながら「どうしたら3千円をもらえるのか」と相談した。森本さんは「何の3千円ですか。応募ですか?」と尋ねたが、男性の説明は判然としなかった。
男性に届いたメールを確認すると、「新春お年玉キャンペーン」で1800万円が当選し、手続きをするために3千円分の電子マネーが必要という内容だった。森本さんは即座に特殊詐欺を疑い、三木署に通報した。
森本さんは2021年1月にも特殊詐欺被害2件を阻止している。その際も電子マネー購入で来店した高齢者に声掛けし、詐欺を見抜いた。普段から利用客がプリペイドカードなどを購入する際は注意を払っているといい、「若い人にも念のため(電子マネーカードが)自分用かどうか確認するようにしている。今後もお役に立てれば」と話した。(小野萌海)