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「2020年生まれの赤ちゃんの手形」作品展示 |
2021年07月07日~2031年07月07日
神戸市中央区|三宮・花時計前など5駅
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公募した赤ちゃんの手形で「花」を表現したアート作品=神戸市中央区御幸通8、三宮・花時計前駅
地下鉄海岸線20周年記念
神戸市中央区-同市長田区の南部を結ぶ市営地下鉄海岸線(総延長7・9キロ)は7日、開業から20年を迎えた。市は節目を盛り上げようと、オリジナルソングや公募した赤ちゃんの手形を並べたアート作品を公開し、20歳の若者の写真を貼った車両「同窓会トレイン」を運行。新型コロナウイルス禍を踏まえ、人が集まる式典開催などは避けながら、二十歳(はたち)を祝う。(初鹿野俊)
海岸線は三宮・花時計前-新長田間の計10駅で、2001年7月7日に開業。1994年3月の着工時は99年春に運行開始予定だったが、阪神・淡路大震災で2年以上遅れた。当初から予測を下回る乗客数で推移し、単年度収支は毎年赤字。累積赤字額は1069億円(20年度末見込み)に上る。20年度の1日平均乗客数は約4万2千人で、コロナの影響で前年度(約5万1400人)を割り込む見通しという。
そんな中、節目をアピールして乗客増につなげようと、市交通局ではさまざまな企画を展開。開業時に00年生まれの赤ちゃんの手形を募って計約3400人分を全駅に掲示した経緯から、20年生まれの子の手形で三宮・花時計前など5駅の改札外側に絵を描いた。計1771人の小さな手で、花や風船、クジャクなど駅ごとに異なるアート作品を表現している。
00年生まれの32人の写真と夢をしたためたメッセージを車窓に張り付けた「同窓会トレイン」も12月末まで運行する。また、海岸線PR隊長として神戸ゆかりの音楽ユニット「ワタナベフラワー」も協力。同線をテーマとしたオリジナル曲が1日3回(午前10時、正午、午後3時)各駅で流されるほか、メンバーなじみの沿線の店を巡るクイズラリーも始まった。
模型や缶コーヒー、フレーム切手など20周年の記念グッズも販売。詳しくは市交通局のサイトで。
INFORMATION
- イベント名
- 「2020年生まれの赤ちゃんの手形」作品展示
- 開催期間
- 2021年07月07日~2031年07月07日
- 開催場所
- 三宮・花時計前など5駅
住所神戸市中央区 - URL
- http://ktbsp.jp/area/4320/
更新日:2021/07/10
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