ついに本物の銭湯（跡）にて開催、ふろの日落語会

　落語×アート×銭湯。こんなユニークな組み合わせがとっても楽しみな「ドミロン落語会in旧大日温泉」。
　神戸の色街・福原の隅っこにあるカフェバー「ドミロン」が毎月ふろの日（２６日）に開催している恒例イベント「ドミロン落語会」がお店を飛び出し、ついに本物のふろ屋（銭湯跡）で開催されることとなりました。
　会場となる旧大日温泉は、かつては神戸の奥座敷とも呼ばれた長田区丸山にある、ノスタルジックな風情が漂う廃銭湯。今はユニークな催し物を不定期に開催するイベントスペースとして活用されています。
　４月２６日に開催される「ドミロン落語会in旧大日温泉」では、お風呂場にユニークなアート作品が大集合するほか、新開地で営業しているユニークなコーヒーショップやスイーツのお店も出店し、楽しい時間が過ごせそうです。
　そして、メインイベントの落語には、とても芸達者な桂小鯛さんと、去年の若手噺家グランプリチャンピオンの笑福亭笑利さんが登場。そのうえ、お囃子には三味線の入谷和女さんが生演奏で加わるという豪華版です。
　かつては旅館や温泉場や遊園地があり、その後は住宅地として発展した丸山地区。神鉄丸山駅の近くには、廃屋群をセルフリノベーションした「バラックリン」というアートスペースもあり、とっても気になるエリアです。
ジェットコースターのようにアップダウンの激しい地形に沿って開かれた町並みを、落語会のついでに巡ってみるのもまた一興ですね。