神戸・南京町で中秋節!　シェフの本格料理と伝統芸能を満喫　中国獅子舞や太極拳も

　旧暦の十五夜に合わせ、南京町商店街振興組合の主催で中国の伝統行事「中秋節」が４日から６日にかけて中央区南京町で開催される。イベントでは伝統芸能の中国獅子舞や太極拳も披露され、来場者が中国文化を五感で体験できる構成になっている。
　目玉は６日午後５時から南京町広場で行われる「月光厨房（ムーンライトキッチン）」で、ベテランシェフが本格料理を振る舞う。老舗和菓子店「本高砂屋」（本社・神戸市東灘区）の商品開発顧問高杉良和さん（７３）のきんつばを洋風にアレンジした限定オリジナル菓子、日本中国料理協会兵庫県支部長亀島新次さん（６０）による淡路牛料理も登場する予定。特別な限定メニューは個数限定で提供される。
　また振興組合の３０店舗でも中秋節ならではの料理や限定商品を販売。大手コンビニのローソンでも近畿２府４県の店舗で「玉子炒飯と肉団子」や「回鍋肉丼」など７種のオリジナル中華商品が登場。振興組合の安達正一理事長は「和洋中、さまざまな料理が凝縮された神戸の食文化を南京町から発信したい」と意気込む。