11月コロナ患者34人受け入れ 三田市民病院、単月で最多

2020/12/22 05:30

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 兵庫県の三田市民病院は11月に、新型コロナウイルスの陽性患者34人を受け入れたと発表した。8月の28人を上回り、単月では最多を更新した。コロナ患者専用病床の使用率は80・1%と10月の43・1%から急上昇した。 関連ニュース 川西ゆかりの音楽家を応援 市のオリジナル動画にKa-Naさんら 兵庫県各地でクラスター発生 新型コロナ 介護施設でクラスター 利用者、職員9人感染 西宮

 入院した陽性患者の累計は110人と4月に受け入れを始めて以降、3桁を突破した。入院延べ日数は234日で、10月の116日から倍増するなど、感染拡大の影響が大きくなっている。
 専用病床は県の指示で増減するため、11月4日までが7床、5~15日が9床、16日以降が11床だった。月の前半は使用率が高く出た可能性がある。
 発熱外来の受診者は167人で、9月以降は大きく増えていない。受診できる医療機関が増えたことや、7月から診療を午前中に限定した影響とみられる。検査件数も最多の8月を下回った。(高見雄樹)
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