「夜8時以降シャッター閉め営業の店があります」警察に相談すべき?

2021/02/07 05:30

2月2日に緊急事態宣言の延長決定のニュースを伝える大型ビジョン前を歩くマスク姿の男性

【問】飲食店で午後8時以降もシャッターを閉めて営業しているところがあります。明かりや人の声が漏れてきており、営業利益に追加で協力金をもらっているならまじめに店を閉めている居酒屋がかわいそうです。兵庫県に相談しても対応してくれず、警察に相談すべきでしょうか。(兵庫県三田市 52歳女性) 関連ニュース 「世界一の朝食」、ランチで提供 女子会に最適なメニューも 神戸北野ホテル 「お願い」だけされても… 補償なき時短、分かれる対応 緊急事態再発令で飲食店以外は 「とどめ刺された。もう、もたない」居酒屋経営の男性 緊急事態宣言の延長で悲鳴

【答】新型コロナウイルス対応の改正特別措置法が成立しました。13日に施行され、営業時間短縮の命令を拒んだ飲食店には過料が科されるようになりますが、読者からの相談は施行前です。これを前提に、県の担当者に聞きました。
 協力金を受ける店は、必ず午後8時までに営業を終了することが決まりです。当該の店が給付を申請するかは現時点では分からないので、直ちに何か措置ができるわけではありません。今後は、パトロールをすることも検討しています。
 県は休業要請や協力金に関するコールセンターを設けており、寄せられた情報によっては店舗に確認しています。ただし、本来この窓口は飲食店経営者の申請方法などの相談に対して対応するためのものです。ご理解ください。

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