まち全体がお化け屋敷に 3日から「有馬妖怪演劇」 有馬温泉つうしん
2022/08/01 05:30
スマートフォンを渡すと5歳の孫は飛び上がり、今まで見たこともない喜びようでした。周りに同じような年の子がいたのですが、集まってスマホをのぞき込み大はしゃぎでした。
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これは8月3日から始める「有馬妖怪演劇」に登場する妖怪を、孫に見せてどう反応するか試した時の話です。この企画は子どもたちに人気が出ると確信しました。
有馬妖怪演劇はスマホにアプリをダウンロードして、温泉街を歩くと妖怪が画面上に登場します。妖怪と記念撮影もできますし、妖怪と一緒に謎解きを楽しむこともできます。
さらに「お化け屋敷体験バル」の協賛飲食店では色々な妖怪メニューを用意しています。かわいいお化けの形の料理もありますが、「目玉おやじの煮付け」といった少し口にするのをためらわれるのでは、というメニューもあります。よく取り合いになるタイの目玉より、もっと大きな魚の目玉の煮付けです。味はいいのですが、売れるかどうかは未知数。通りには妖怪演劇を演出する飾り付けも行われます。このように温泉街全体をお化け屋敷にする日本初の企画です。
また8月21日まで「有馬涼風ビアガーデン」を開催しています。換気は十分。川上からの涼しい風に吹かれながら、すき焼きや焼き肉はいかがでしょう。キッチン屋台やゲームもお楽しみいただけます。
ビアガーデンは観光協会青年部が中心となって運営し、芸妓さんと多くの協会員も携わっています。もともとは阪神・淡路大震災の復興事業として始めたもので、今年で28回目になります。
今回の有馬妖怪演劇は新型コロナウイルスからの復興事業として位置付けました。ビアガーデンが多くの協会員のボランティアによって開催されているのに対して、妖怪演劇は協会員のそれぞれのアイデアや料理の提供など、新しいイベントのあり方を目指しています。
感染者数の増加は気になる所ですが、有馬温泉では感染対策を徹底しています。どうぞ皆さまもご自身の感染症対策をして、有馬温泉にお越しくだ下さい。お待ち申し上げております。
有馬涼風ビアガーデンのすき焼き予約TEL078・904・0708
(有馬温泉観光協会)