山崎市民局跡地を観光駐車場に整備へ 宍粟市

2021/01/14 05:30

観光駐車場として整備する山崎市民局跡地=宍粟市山崎町鹿沢

 兵庫県宍粟市は、同市中心部の山崎町鹿沢にある旧山崎市民局跡地を、観光駐車場として整備する方針を決めた。2021年度中に設計・施工し、22年3月ごろの完成を目指す。 関連ニュース 【詳報】兵庫で新たに106人感染 3日12人→4日26人→5日59人、倍増ペースで推移 【速報】姫路市で新型コロナ8人感染 7人は2回接種済み ザ・姫路ターミナル~玄関口余話(3)えきそば、ゴマみそ どちらが好み?

 合併前は山崎町役場だった場所で、現庁舎の完成に伴い2009年3月に閉鎖。さら地になっていた。面積は約6千平方メートルと広く、近くにある観光名所の千年藤や最上山公園もみじ山が見頃を迎えた際の臨時駐車場などとして使われていた。
 市中心部のまとまった土地であることから、活用案としてこども園や病院建て替え用地を挙げる声も出ていた。しかし周辺では酒蔵や町家を生かした飲食店が増えており、住民の要望を受けて観光駐車場を整備することにした。
 敷地は全面的に舗装し、西側の道路と歩道を拡幅。駐車料金は有料を検討する。設計費の予算は2300万円。今年秋の紅葉シーズンは工期と重なるが、工事を中断して駐車場として利用するという。(古根川淳也)

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