太子町に子育て支援センター 愛称「ひまはぴ」

2021/04/25 05:30

くす玉を割って愛称決定を祝う難波陽翔ちゃんら=太子町佐用岡

 兵庫県太子町佐用岡の旧JA兵庫西龍田支店を改装した「町子育て支援センター」がこのほど開館した。町民から募集した愛称は「ひまはぴ」に決定。乳幼児の親子ら約30人を招待して童謡コンサートなどがあり、オープンを祝った。 関連ニュース 大規模ワクチン会場にキッズスペース設置へ 神戸市 保育士常駐、小学生まで対象 梅雨の田園彩るアジサイ 神河で8000株が満開間近 5日間「スマホ断ち」挑戦者求む 小5~18歳対象の離島キャンプ

 子育て親子の交流、地域団体との協同、子育て家庭の支援の3事業の拠点として開設。鉄骨平屋約270平方メートルを改装し、じゅうたんと畳のプレイルーム(110平方メートル)や絵本の書庫や事務室などを設けた。農協時代の堅牢な金庫室はおもちゃの保管庫になった。
 開所式では、町内在住のピアニスト市場誠一さんらが演奏を披露。「今日はひまはぴのお誕生日!」と歌で祝った。「ひまはぴ」は町花ヒマワリとハッピーの造語といい、愛称を応募した難波陽翔(はると)ちゃん(5)に賞状が贈られた。
 施設は少子化が進む龍田小学校と町総合公園の間にある。龍田地区連合自治会の玉田純造会長(72)は「若い親が集まる施設ができた。地区にもUターンしてくれる人が増えるのを期待したい」と話していた。(直江 純)

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