車中泊はいかが 「かんぽの宿赤穂」の駐車場 別途料金で温泉なども利用可能 10日から

2021/05/08 05:30

キャンピングカーが止められた「かんぽの宿」の駐車場=山梨県笛吹市、かんぽの宿石和(日本郵政提供)

 日本郵政は、運営する温泉ホテル「かんぽの宿赤穂」(兵庫県赤穂市御崎)で、10日から車中泊サービス「くるまパーク」を始める。事前に手続きをすれば、キャンピングカーや乗用車を1台2千円で駐車場に止められる。別途料金が必要だが、館内の温泉やレストラン、売店も利用できる。 関連ニュース 神戸・南京町のGW 19年・20年・21年の人出を比べてみると… コロナ拡大で観光に新たな形 「密」を避け、楽しむ自然 “巣ごもり需要”で売り上げ2倍 激安家具店のネット販売

 新型コロナウイルス禍で「3密」を避けられるキャンプが人気となる中、同社は2020年6月、「かんぽの宿淡路島」(同県淡路市)など9施設で車中泊サービスを始めた。利用者は21年1月末までに千人を突破。今後も需要が見込まれ、対象を19施設に広げることにした。県内では赤穂が淡路島に続いて2カ所目となる。
 入浴料を支払えば、チェックアウトまで何回でも温泉を楽しめる。大人料金は赤穂が平日千円、土日祝日1200円で、淡路は曜日に関係なく600円。
 車中泊用の駐車スペースは赤穂、淡路とも1日2台まで。利用は午前10時~翌日午前10時。提携する「くるま旅クラブ」への入会が必要で、予約は「くるまパーク」のウェブサイトか各施設に電話で。かんぽの宿赤穂TEL0791・43・7501、かんぽの宿淡路島TEL0799・82・1073
(坂本 勝)

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