風鈴3千個、涼を演出 見上げれば五輪マーク 佐用町・光明寺

2021/08/05 05:30

風に揺れる3千個の風鈴。境内に涼を演出する=佐用町平福

 兵庫県佐用町平福の光明寺で、約3千個の風鈴が並ぶ「風鈴まつり」が開かれている。折り鶴や短冊とともにつるされ、緑豊かな境内に心地よい音を響かせている。9月12日まで。 関連ニュース <生老病支>がん治療による脱毛 患者会、布製のケア帽子作製 太子拠点「少しでも悩み軽く」 全国のお城ファン集まれ! 9月中旬「エキスポ」、姫路で初開催 世界遺産登録30年記念 琵琶の弾き語り、情感豊かに80人魅了 大藪旭晶さん「耳なし芳一」など4作披露 佐用

 今年で7回目。気軽に寺を訪れてもらおうと、井上隆快(りゅうかい)住職(72)が始めた。通路の頭上にずらりと並んだ風鈴は見た目にも涼しげで、写真映えを狙う若者から音に癒やされたい家族連れまで、幅広い層に人気の催しとなっている。
 今年は東京五輪の開催にちなんだ演出も。青、黄、黒、緑、赤の5色の風鈴を用意し、下から見上げると五輪マークの形になるようにつるした。井上住職は「来場の際は密を避け、自然の風景と涼しげな音色でリフレッシュしてほしい」と話す。
 午前9時~午後4時。入場無料。境内につるす風鈴の奉納は400円、持ち帰りは600円。光明寺TEL0790・83・2646
(勝浦美香)

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