秋の絶景、日差し浴び輝く草原 砥峰高原のススキ見頃 神河

2021/10/21 05:30

秋の日差しを受けて輝くススキの群生=神河町川上

 長く続いた残暑から一転、兵庫・播磨も一気に秋めいてきた。神河町の砥峰(とのみね)高原では、白く輝くススキの穂が秋風になびく季節に。なだらかな東向き斜面に広がる約90ヘクタールの草原は、午後の日差しを浴びると一層美しさを増し、荘厳な雰囲気を漂わせる。 関連ニュース 【動画】波打つ雲海 オレンジに染まる 年に2回だけ出現 夕焼け空にパンダ 山裾へ続く真っ赤な道 原不動滝公園包む秋色

 同高原は西日本有数のススキの自生地で、作家村上春樹さん原作の映画「ノルウェイの森」などのロケ地としても知られる。
 新型コロナウイルスの影響で屋外レジャーの人気は高く、砥峰でも今年9月の来訪者数は約1万3千人とコロナ前から倍増。昨シーズンもピーク時には数キロに及ぶ渋滞ができたという。
 見頃は11月上旬まで。とのみね自然交流館TEL0790・31・8100
(大山伸一郎)

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