相生市、ワクチン3回目接種 医療従事者ら対象に12月から先行実施

2021/11/21 05:30

相生市役所=相生市旭1

 兵庫県相生市は新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、医療従事者らを対象に12月から先行実施する。一般市民向けの3回目接種は来年1月下旬に始める。ワクチンは1、2回目と同じ米ファイザー製を使用する。 関連ニュース 神戸で3回目ワクチン接種券の発送スタート 新型コロナ 東北大・押谷教授「ワクチンだけで収束考えにくい」 神戸で日本ウイルス学会 ワクチン3回目接種 間隔8→6カ月 戸惑う自治体担当者「なぜ今ごろ言い出すのか」

 先行実施するのは市内の医療機関に勤める医師や看護師、訪問看護の従事者など約1200人。11月下旬以降に接種券を送り、12月中旬ごろから勤務先の医療機関などで受けてもらう。
 一般市民は2回目からおおむね8カ月以上たった65歳以上を優先し、対象を広げていく。接種券は1月初旬から順次発送する。
 市によると、一般市民の2回接種率は今月19日時点で対象者の87・8%という。(地道優樹)

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