太子町にバス停「あすかホール前」 神姫バス新設、大型液晶画面の時刻表も

2022/04/05 05:30

町キャラクター「ぼうじぃ」と並んでバス停をPRする服部千秋町長(中央)と神姫バスの橋本友一・山崎出張所長=太子町鵤

 神姫バスは1日のダイヤ改正に合わせ、兵庫県太子町鵤に新停留所「あすかホール前」を設置した。東行きの乗り場近くには、大型液晶画面の時刻表を設置。乗りたい便の遅延状況も分単位で表示される。町は「ホールの駐輪場や雨よけなどはそのまま活用できる」と利点をPRしている。 関連ニュース 1枚のコーヒーチケットが指輪に! 姫路の商店街で「わらしべ長者」企画 動画視聴者にプレゼント 〈彩前線2022〉美の城郭、和船ゆく 姫路城 東洋大姫路の岡田新監督、母校に戻り「ワクワク」 取材での一問一答

 既存のバス停間は約700メートルあり、同ホールはそのほぼ中間地点。需要が見込まれるため町が設備投資などに約550万円を投じ、誘致が実現した。
 液晶は46インチで、衛星利用測位システム(GPS)と連動。姫路駅発着路線では4カ所目という。ホール前に停車する東西の路線に加え、網干や山崎方面を南北に結ぶ「鵤バス停」の運行状況も表示する。
 ホール敷地内には図書館もあり、バスを待つ時間を有効に使える。駐輪場は乗客に開放するといい、町は「通勤通学やレジャー時の『サイクル&ライド』の拠点として活用して」と呼び掛けている。(直江 純)

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