大迫力!竜の天井画 「100年、200年と残ってほしい」日本画家が奉納 姫路・安志加茂神社
2022/05/16 05:30
空から降臨する竜の天井画を迫力満点に描いた不動貴雄さん=安志加茂神社
兵庫県姫路市安富町安志の安志加茂神社の拝殿を飾る天井画を、同市の日本画家不動貴雄さん(40)が完成させた。同神社の祭神「別雷神(わけいかづちのかみ)」の使いの竜が空から降臨する様子を描き、恒例の葵祭が開かれた15日、同神社へ納めた。(村上晃宏)
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不動さんは2016年から、同市総社本町の播磨国総社に干支(えと)の大絵馬を奉納する。同神社の真田慶樹(けいじゅ)宮司(59)が2年前まで播磨国総社にいた縁から、宮司就任の祝いとして天井画の奉納を決めた。
約2カ月かけた天井画は縦5メートル、横2・3メートルで、天照大神をイメージした太陽から竜が降りてくる姿を表現。アクリル絵の具で色付けし、明暗のコントラストで迫力ある作品となった。
神事に続き、不動さんは最後に竜の瞳を描く目入れ式に臨んだ。はだしになり、髪を後ろで束ねて精神を集中させ、約5分かけて作品を完成させた。不動さんが「ふう」と息を吐くと、見守っていた地域住民らから拍手が起こった。
不動さんは「100年、200年と残ってほしい作品。未来の子どもたちが天井画を見て絵に興味を持ってもらえればうれしい」と話した。