ハナショウブ、しっとり見頃 佐用の住民らが丹精、写真コンテスト開催も

2022/06/17 05:30

見頃を迎えたハナショウブ=佐用町西新宿

 兵庫県佐用町西新宿の「おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園」で、早咲きのハナショウブが見頃を迎えている。淡い紫や白い花びらがしっとりと雨にぬれ、山奥に広がる園内を涼しげに彩っている。 関連ニュース 雨につや増すハナショウブ 尼崎・農業公園で見頃、6月中旬ごろまで 梅雨入り前、紫色や白色の大輪華やかに 西宮神社でハナショウブ見頃 水辺しっとり彩るハナショウブ 70種5000株、涼しげに 神戸・須磨離宮公園

 170種1万3千株のハナショウブが植えられている。同園がある西新宿集落は高齢化が進み、地元住民のほか、地域の高校生や障害者施設が協力して管理している。
 約1・2ヘクタールの広い園内にはアジサイやタチアオイなども植えられ、エリアごとに違った雰囲気を楽しめる。同園代表の三枝正雄さん(77)は「今年もたくさんの人の協力で開園できた。見事な咲きっぷりに癒やされに来て」と呼びかける。
 開園は30日までの午前9時~午後4時。18歳以上500円。応援年間パスは千円。
 また同園では「第5回花しょうぶ園写真コンテスト」(神戸新聞社後援)を開催する。昨年7月~今年6月末に園内で撮影した未発表の写真を1人2点まで応募できる。7月24日締め切り。
(勝浦美香)

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