長年の因縁に決着を 佐用と津山の「ホルモンうどん」味比べ対決 1回戦は7月3日開催

2022/06/30 05:30

つけだれ式の佐用ホルモンうどん=佐用町佐用

 兵庫県佐用町が誇るご当地グルメ「佐用ホルモンうどん」と、ライバルの「津山ホルモンうどん」(岡山県津山市)の味比べ対決が7月3日、同町平福のレストラン「KUMOTSUKI(クモツキ)」前で開かれる。それぞれ1店舗が100食ずつを用意し、完売までの早さを競う。 関連ニュース 【写真】店ごとに異なるこだわりのつけだれで味わう佐用ホルモンうどん 超ローカルフード「ホルモンうどん」ブレークの訳は? 若き3代目が奮闘 創業半世紀のホルモン焼きうどん店

 両市町では、畜産業が盛んだった地域性などがきっかけで、戦後間もなくホルモンうどんが食べられるようになった。それぞれご当地グルメとしてPRしているが、佐用はつけだれ式、津山はたれを絡めながら炒めるなどスタイルや味付けは少し異なる。
 長年の因縁に決着をつけようと今回、佐用町佐用の「ふじ」と、津山市上河原の「お好み焼 三枝」が対決することに。初めての戦いにちなみ、会場は宮本武蔵の初決闘の地がある佐用町平福に決まった。8月には津山市で2回戦を予定しているという。
 「ふじ」を経営する北村広樹さん(49)は「それぞれ違ったおいしさなので、食べ比べて楽しんでもらいたい」とほほ笑み、「でも、負けませんよ」と闘志をにじませた。
 1食600円。午前11時からで、なくなり次第終了。クモツキTEL0790・71・0700
(勝浦美香)

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